コースは最適なものを選びましょう

冒頭の200%は言い過ぎかもしれませんが

最近の洗濯機は高性能なのでコースによって

洗いあがりが異なってきます。

どのような汚れで、どのような繊維なのかに応じて

コースを変えてみてください。

ではこれからコースの違いを説明していきます。

スピードコース

一般的な日本のメーカーの洗濯機の標準コースや

ドライコースの他にも、洗濯機には便利な機能が備わっています。

「スピードコース」や「お急ぎコース」といった名前のコースでは、

標準コースに比べて10〜30分程度洗濯にかかる時間を短縮できます。

メーカーによっても異なりますが、電気代は約20〜50%、

水道代も約30%節約できてお得です。

これは、通常「洗い→排水→すすぎ→脱水→すすぎ→脱水」の流れで行うのを

2回目のすすぎと脱水を省くことで実現しています。

このコースを活用するには、専用の洗剤が欠かせません。

通常のものよりも泡切れが良いものや、すすぎが1回でも大丈夫な洗剤があれば

選びましょう。ただし、汚れがひどい洗濯物を洗うことには

このコースはあまり適していないので注意してください。

使用するのは洗濯物の量が少ない時や汚れが少ない衣類の洗濯時に止め、

ひどく汚れた衣類は別にして洗濯した方が良いでしょう。

大物洗いコース

「 大物洗いコース(毛布コース)」は毛布やタオルケットなど

大きめの洗濯物を洗うのに適しています。

このコースでは、洗濯槽の底にある羽(パルセーター)があまり回転せず

洗濯槽自体の回転や振動によって洗剤を浸み込ませます。

そのため、洗濯にかかる時間が長くなり、用いる水の量も多くなります。

通常のコースでも毛布を洗うことはできますが、

遠心力で毛布が飛び出すなど故障の原因になりかねないのでおすすめしません。

この場合は専用のネットを使うことをオススメします。

ドライコース

「ドライコース」は、通常よりも洗濯槽の動きが少ないため

浸け置きや手洗いに近く、洗い方がより優しいのが特徴です。

また、すすぎの際の水流も緩やかな上、衣類が絡み合わないよう

ほぐしながら脱水するなど、全体的に洗濯物をソフトに扱えるコースとなっています。

ドライコースでの洗濯には、汗や水溶性のシミなど比較的水に溶けやすい

汚れのついたおしゃれ着が適しているといえます。

特に、洗う力やすすぎの水流、脱水の加減が強いと

傷みや縮みが発生しやすいセーターやニットといったデリケートな衣類にオススメです。

また、ワンピースやズボン、スカートなど、クリーニングするほどではないものの

型崩れや色落ちが心配な衣類を洗う際にも有効といえます。

洗濯機の機能を十分に活用してください

洗濯ものを洗うのに最適なコース選択をして

快適にお過ごしください。

家で洗うことが出来ないものや、どうすればよいか

わからないものは

弊社にご相談くださいね!!

おすすめの記事