手に入りやすい合成皮革ですが、劣化は避けられません!

本革っぽくてファストファッションなどにもよく取り入れられている合成皮革。

ファッション性が高く、本革より安価で軽く、柔軟性があり手に入れやすいので

コートやスカートなどに加工されており、衣類の一部に使われることも多いので

お気づきになられていない方でもお持ちの方もたくさんいらっしゃるかと思います。

今回はその合成皮革の特徴と合成皮革のクリーニングについて

ご紹介したいと思います。

 

合成皮革とは?

ポリウレタン樹脂などを織編物などにコーティングしたものを指します。

組成表示にも「合成皮革」と表示されます。

 

合成皮革の特徴としまして経年劣化が避けられないというデメリットがあります。

合成皮革の製品をお持ちのみなさんが経験されているかと思いますが

合成皮革は空気中の水分や摩擦などと反応し加水分解し

剥離してくることが避けられない素材なので、抜本的な劣化防止策はありません。

通常2~3年で劣化することが認められているので、

クリーニング自体もできないものがほとんどです。

 

合成皮革のポリウレタンが劣化し剥離してる状態↓

合成皮革をクリーニングに出す際の注意点

合成皮革は経年劣化が避けられないものです。

他店で断られた。でも家では洗えないからクリーニングに出したい!というお客様。

ぜひぜひ弊社にそのような衣類もご相談下さい!

ただし、購入時期を必ずお伝えください。

購入から1年ほどでしたらクリーニングは可能な場合がありますが

製造、購入してから2~3年で劣化してきます。

ひび割れや剥離の兆候が見られた場合はお断りさせていただく場合もございますので

ご了承ください。

最後になりますが、商品を購入する際に

素材に合成皮革が使用されているものを避けるのも1つです。

デザインだけでなく素材がどのようなものが使われているかも

購入の参考にされるとよいかもしれません。

 

 

 

 

 

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